BUAISO 東京オフィス探訪 -企業の仕事場を訪ねる-

コミュニケーションが円滑になるオフィス環境づくり
- オフィスバンク森村氏(以下O)オフィス環境でこだわった点はありますか?
- ネクスト森野氏(以下N)社長の井上(高志氏)のこだわりとして、全社員がどのような表情で仕事をしているかを確認できる環境が欲しいということがあったので、できるだけワンフロアを使って入居できる物件にこだわりました。
- なるほど。だから社長室はガラス張りになっているのですね。
- その通りです。室内外からお互いを見ることができますし、ドアも基本的には開いているので、井上からは「いつでも訪れてほしい」という環境になっています。これはコミュニケーションを活性化する手段として非常に有効ですね。同じようにミーティングルームもガラス張りになっています。
- 社員間でのコミュニケーションはいかがですか?
- 非常にうまくいっています。できるだけコミュニケーションが取りやすいように、オフィス内にリフレッシュスペースを設けています。大きな窓で景色がよく見える場所にあり自動販売機や菓子の販売もあるので、景色を見ながら少し話をしようよ、ということができるようになっています。
加えて、これはソフトの面になりますが、毎月必ず全社総会を行っています。それが終わった後はピザパーティを開催しているのですが、普段業務でなかなか話すことがない社員同士の親睦を深めることができるので好評です。また、社員の家族を招待しての花火大会観覧&オフィスツアーというのも実施していますよ。 - コミュニケーション促進の部分以外ではいかがでしょうか?
- 業務の特性上、個人情報の保護には細心の注意を払っています。厳しいですよ。まずはオフィススペースへの入退室はすべて生体認証を採用していて、指紋をかざす必要があります。それとPCも生体認証でログインする形になります。もちろんPCの社外への持ち出しはNGです。
- 厳重に管理されていますね。
- これだけセキュリティを固めると不便なこともありますが、お客様の安心と信頼を得るには重要なことです。その他にも離席する際にはウインドウロックして離席しているか、IDカードをきちんと携行しているかというのを2週間に1回、持ち回りで社員のチェック隊がオフィス内を確認して回っています。また、書類のロッカーキーも専用のキーボックスに収納し、磁気カードと暗証番号でロック、権限に見合った鍵しか取り出せない状態で、最低限の情報にしかアクセスできないようになっています。
ホームズブランドで物件網羅率100%を目指す
- ところで、米国のサブプライム問題に日本の不動産業界が影響を受けていると言われますが、実際のところ、いかがですか?
- 売れない物件や借り手がつかない物件があれば自ずと広告を打つ必要が出てくるので、結果的に我々の収益には今のところ大きな影響はありません。そうはいっても、その影響を受けた不動産会社の広告予算の規模が縮小された時の心配はあります。
- そのような状況の中で、ネクストが今後とる経営戦略を教えてください。
- 住宅・不動産情報ポータルサイト「HOME'S(ホームズ)」に掲載する店舗や物件数を増やすことと、地域コミュニティサイト「Lococom(ロココム)」のように新しい分野に挑戦することの両方です。それと重要なのは知名度の向上。テレビCMなどを使い、さらに「HOME'S」の露出を増やしていく予定です。
- 不動産事業を柱とする御社がコミュニティサイトを運営する狙いは何でしょうか。
- ネクスト全体で考えるとホームズというのは「住み替えのための媒体」になりますが、生活の中で住み替えを意識することはそれほど頻繁にありません。したがって、住み替えと住み替えの間のマインドシェアを高めていくためには「住む」から「暮らし」まで範囲を広げる必要がありました。そこで生まれたのが「ロココム」です。
そこには「医療」や「働く」や「食」など、暮らし全体をネクストでサポートしましょうという全社としての大きな戦略が反映されています。








