BUAISO 東京オフィス探訪 -企業の仕事場を訪ねる-

株式会社ABC Cooking Studio

「食」の大切さと「きっかけの場」を提供


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株式会社 ABC Cooking Studio
代表取締役 CEO 横井啓之氏

 ABC Cooking Studio(以下、ABC)は1985年に代表の横井啓之氏が創業。静岡県のビルの一室で始めた料理教室からスタートし、現在では、全国に112のスタジオ、スタッフ数は3566人(2010年6月1日現在)を抱える企業へと成長した。会員数は24万人を超え、特に20〜30代の料理初心者の女性を中心に支持されている。女性専用の料理教室だったが、最近では男性も利用できる「ABC Cooking Studio +m」をオープンするなど、より幅広い層に向けて「食」の大切さとその「きっかけの場」を提供している。

キッチンスタジオ併設明るく開放感のある空間


 全国のクッキングスタジオを束ねるABCの本社は、千代田区丸の内というビジネス街にあるビルの地下2階。広々としたスペースには併設キッチンやセミナールームなどが備えられ、社員のコミュニケーションと業務の効率化を促進している。また、同フロアにある「丸の内クッキングスタジオ」の影響で地下のオフィス特有の“暗さ”を感じさせない。
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スタジオ内に設けられた白いテーブルでは会員たちが調理や会話を楽しむ(写真はイメージ)

「本社の敷地は200坪ほどで、半分は本社機能、もう半分はキッチンスタジオやセミナールームとなっています。ワーキングスペース以外は少しずつ区分して、リビングやキッチンなど住空間をイメージしています。グループ会社も同じフロアで仕事をしているので業務を効率的に進められるようになりました」(代表取締役 横井氏。以下同)。  一方、丸の内スタジオでは、大きなガラスの向こうに広がる開放感のある空間にピンクやオレンジを用いたチェアや白いテーブルが設置され、至るところで女性が料理や会話を楽しむ——一般的に暗いと敬遠されがちな地下のオフィスとは思えないほどの明るさと活気に溢れた空間が広がる。

大きなガラスは広告・広報の役割も


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本社にある打ち合わせスペース

 地下らしからぬスペースを演出するもう一つの要素は、1999年に大宮ロフトスタジオで初めて導入した、ABCクッキングスタジオのアイコンとも言える壁を取り払った中の見える空間(のちにガラス張りのスタジオが導入された)。窮屈さをなくした明るく広々とした空間は、会員にとって“オシャレな空間”を生み出す。
 また、女性が多いクッキングスタジオならではのこんな意見も。
「女性の方でも、外から見られたら恥ずかしいんじゃないかと思いながら入会する方もいらっしゃいますが、一歩中に入ると、それほど気にならないようです。むしろ見られているから『少しオシャレな服を着ていこう』『かわいいエプロンを着けよう』という方もいるくらいですよ」。
 会員が生き生きと料理を楽しむ姿は、ガラスの外からスタジオを伺う女性に対して十分すぎるほどの興味を与える。一面のガラスは絶大な広告・広報効果をもたらしている。

準備を進める海外進出


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スタジオと同じくミーティングルームもガラス張り。隣室では 100名規のセミナーなどが行われる

 健康・節約志向の影響もあり、自分で料理することの価値が上がりつつある。それに伴い、社会の「食」の興味は外から内へとシフトし、料理人口の増加が予想される。料理人口が増えればクッキングスタジオの需要は高くなる。ABCにとっては好機だ。
「まだクッキングスタジオがない都道府県への出店や、既存店舗のリニューアルは考えられますが、日本の店舗数はそれほど増やさないと思います」と横井氏。現在は国外での店舗開発の準備を進めているという。
 一方で、百貨店や商業施設からの出店依頼は後を絶たない。
「お話を頂くのは非常にありがたいことです。ABCがこだわっているのは『生徒の通いやすさ』。それを一番に考えてチャンスを広げたいですね」。
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東京オフィス探訪

グロービス・グループ

学校法人グロービス経営大学院や株式会社グロービスなど、ビジネスパーソンにはおなじみのグロービス・グループ。キャンパスとオフィスを内包する仕事場ではどのような工夫がされているのか。

株式会社ABC Cooking Studio

東京・千代田区にあるオフィスビルの地下2階。200坪ほどの敷地に ABC Cooking Studioは本社を構える。全国に料理教室を展開する同社の本社を、オフィスバンク代表の森村泰明氏が訪ねた。

株式会社パーク・コーポレーション

良質な花を低価格で提供しファンを集める青山フラワーマーケットなど、「Living With Flowers Everyday」をキーワードに花卉事業を展開する「パーク・コーポレーション」